産卵と孵化

 産卵・孵化は思いのほか簡単です。

@オス・メスを合わせる

 水槽に魚巣をセットしたら、オス・メスを一緒にします。
 生まれてくる子は親の体形を色濃く受け継ぐので、目当ての金魚のみを使用します。
 頭のよく出た子と、尾の形がいい子など、長所を持った子同士を掛け合わせるのも楽しいで
しょう。
 オス:メスの比率は、オスのほうがやや多いのが良いですが、メスの動きが活発でオスが追
いきれない時などは、最大4:1までオスを増やします。
 これ以上オスが多いと、メスがケガをする恐れがありますので、注意してください。

A水換えをする
 産卵するまで、毎日毎日50%ずつ水換えをし続けます。
 新水の方が発情が進むからです。
 スグに生まなくても、あせらずに作業を何日も続けます。

B孵化&稚魚飼育用ケースに水を入れる
 いつ生まれてもいいように、カルキ抜きした水を張って20℃にセットおきます。

C産卵したら

 毎朝早起きして産卵してないか点検します。
 反対側から光で透かして見ると、卵は目立ちます。
 生まれていたら慎重に水槽から取り出し、「孵化&稚魚飼育用ケース」に移動します。
 その日だけは光を当てないほうがいいと言われてますが、私はほったらかしです。
 このままほっとくと約5日で孵化します。

D温度帯を変える
 産卵は20℃前後ですが、稚魚飼育は25℃で行います。
 これを私は孵化中に調整します。
 毎日1度ずつ水温を上げ、25℃まで持って行きます。(4日で孵化します)


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